子供に一人部屋(あるいは学習机)をいつ与えるか?

皆さんのご家庭では、お子さんに子供部屋(あるいは学習机)をいつ頃与える予定ですか?あるいは、与えましたか?

 

我が家は、娘が中学校に入ってから、自分の部屋&学習机を与えました。

小学校入学時には、子供部屋を用意しようとか、学習机を購入しようとは、全く考えませんでした。

 

いや、2秒くらい考えたかな。。。

ランドセルを買いに行ったときに、学習机も売ってて、それを見たときに、

「買う?そして、子供部屋準備する?」と頭をよぎりましたが、

2秒で、「無いな。」という結論に至りました。

 

 

我が家で、娘が中学生になるまで自分の部屋を与えなかった一番の理由は、スペースの問題です。

大きな家にお住まいの方は、こんなこと全く問題にならないんでしょうけど、東京23区内で家賃のそれなりにかかる地域で、こじんまりと過ごす我が家において、たかだか小学1年の子に、一部屋を丸々分け与えるのは、贅沢極まりない行為に思えたんです。

 

僕が住んでる地域のワンルームマンションの家賃相場が約8万円。

それを参考にすると、小学1年生に自分の部屋を与えるということは、毎月8万円とまではいかないまでも、(風呂とかトイレのスペースを引いたとすると)5万円程度の不動産を提供してるのと同じことになるんじゃないかと思ったんです。

これって、結構な投資だと思いません??

 

 

もう一つは、親の目の届く所(リビング)で勉強させたかったことです。

これは、勉強してるのか、してないのかを監視するというよりも、”どこでつまづいてるのか?”を察知するためです。

 

難しい問題に出会うと、子供の持つ鉛筆の動きが止まります。

足をブラブラ動かし始めます。

キョロキョロし始めます。

ときには、鉛筆を転がしたり、消しゴムをクネクネさせたりし始めます。

 

そうなったら、さりげなく近づいて行って声を掛けてあげます。

で、少し考えればわかりそうであれば、ヒントをあげてその場を立ち去り、なかなか難しいだろうなと思えば、一緒に考えてあげます。

 

こうやって苦手分野のデータベースが蓄積されていると、夏休みや冬休みなんかの長期休みに、重点的に振り返ることだってできます。

 

 

3つ目の理由は、第2次性徴期(いわゆる思春期)を迎える頃と小学1年生とでは、学習机や椅子に求める要素(デザインも含め)が大きく変わりそうな気がしたからです。

 

娘は、自分の部屋を持ったタイミングの中学校入学時に、学習机やら椅子を買ったのですが、小学校入学時だったら絶対買わなかっただろうな、という机と椅子を買っています。

端的に言うと、大人が使うようなデザインの机と椅子。

 

おしゃれ心の芽生えた中学生。

オシャレでカッコいい机を追い求め、ややもすると、本来の目的である勉強するための机であることを忘れ、おしゃれな部屋の装飾品としての机になりそうな始末。

 

なので、机・椅子の購入目的(勉強のため)を娘と共にきちんと確認し、その目的を果たすために必要な機能(天板の広さ・引き出し・色などなど)をピックアップし、その条件に合う机であれば、あとは気に入ったもので良いってことにしました。

 

結果的に、娘の構想に近い部屋づくりができたようで、本人も満足そう。

気に入った部屋・学習机であれば、勉強にもモティベーション高く取り組んでくれるはず!!と淡い期待を寄せていたのですが、そこまで甘くはなかったようです。。。

 

ちなみに、学習机やら椅子やらデスクライトを購入するときは、こちらのサイトを参考にさせてもらいました。

学習机評論家のオススメ | 学習机評論家・収納マンが、学習机の選び方やおすすめのデスクなどを紹介します

とても役に立ちました。

ありがとうございます。

 

 

なお、子供部屋を用意しない場合、気を付けておいたほうが良い点がひとつだけあります。

それは、教科書・ノート・道具箱やら鍵盤ハーモニカを収納するスペースは、どうしても必要なので、そのことはお忘れなく。

絵具道具・習字道具・鍵盤ハーモニカ・お道具箱…これらは、けっこうな場所を占拠します。

 

あー、お父さんの書斎(というかワークスペース)にも、かっこいい机が欲しいな。