幼児体験を求めて沖縄行ったけど、全く覚えていない娘
我が家は、沖縄が好きで、子供が生まれる前は、夫婦で(付き合っていた時代も含め)2~3年に1回のペースで行ってた。
上の子がお腹にいることが分かってからは、しばらくの間行ってなかったんだけど、その子が生まれて2歳になった頃、妻とそろそろ行こうかって話になった。
2歳までなら、飛行機も無料で乗れるしね。
一方で、懸念にあがったのが、2歳の子供が沖縄行って楽しめるのか??ってこと。
我が家は沖縄行っても、特にアクティビティをするわけでもなく、浜辺でボーっとする。たまにシュノーケリングする。昼寝する。ドライブする。海風を浴びる。星空を見上げる。おいしい沖縄料理を食べる。の繰り返し。
大人は日常を忘れ、これで十分満喫できるんだけど、いくらなんでも子供は楽しめないだろう、、、かといって、自然と触れ合うことが楽しみなので、できればアミューズメント的なところには行きたくない。
であれば、あのエメラルドグリーンの海やサンゴ礁の美しさが多少でも分かるようになってからが良いんじゃないか?ってことになり、お金はかかってしまうものの、翌年の夏、3歳になるまで待とうということになった。
そして、11年前の夏、3歳の娘を連れて石垣島へ行った。
いくつかのビーチに行き、綺麗な海を眺めたり、泳いだりした。
カラフルな熱帯魚だって見た。
竹富島に行って、サイクリングもした。
川平湾でグラスボートにも乗った。
娘も、海辺のナマコを触って大喜び。
竹富島で、星の砂も必死で探した。
綺麗なハイビスカスを見てうっとりした。
三線(沖縄の三味線)だって弾いて遊んだ。
3歳の娘も大いに楽しんでくれた様子。
多少金額は掛かったものの、1年待って良かったと私たち夫婦も喜んでいた。
その時は。
その後も、宮古島と本島に何度か行き、最後に行ったのが、コロナ禍前の2019年の夏。
上の娘も、すでに10歳となり、自ら率先して沖縄を楽しむまでに成長した。
その直近の沖縄旅行の際、「○○ちゃん(長女)は、3歳の時に石垣島行ったのが、人生初めての海水浴だったよね。」って話になった。
しか~し、娘は全く覚えていなかった!!!!
ナマコ触ったことも、星の砂探したことも、三線弾いたことも、全く覚えていない。
。。。(両親が悲しみに打ち砕かれる)
わざわざ、飛行機代のかかる年齢まで待って行ったのに。。。
原体験っていったい何?
まあ良い。
きっと脳みその奥底に貴重な体験として蓄積されているだろう(ってことにしよう)。
そして、目には見えない、娘の良い方向への成長に寄与しているだろう(ってことにしよう)。
今にして思えば、別に沖縄みたいな特別な場所でなくたって、その辺にでも子供を連れ出して、色んなものを見たり、聞いたり、触ったり、嗅いだり、食べたりすれば、その体験がその子にとっての滋養となるのではないかなと思った。