都道府県魅力度ランキング、茨城県最下位脱出記念! ~茨城の魅力を考える~

都道府県魅力度ランキング

2013年 最下位(47位) 茨城県

2014年 最下位(47位) 茨城県

2015年 最下位(47位) 茨城県

2016年 最下位(47位) 茨城県

2017年 最下位(47位) 茨城県

2018年 最下位(47位) 茨城県

2019年 最下位(47位) 茨城県

2020年 42位 茨城県 ←最下位脱出!!

2021年 最下位(47位) 茨城県 ←再び最下位。。。

2022年 46位 茨城県 ←かろうじて、最下位脱出。

 

こうやって時系列で見てみると悲しくなってきますが、僕の奥さんは茨城県(県北)出身。

そして、僕も一時期、茨城県民(県南)でした。

そんなこともあって、今でも頻繁に茨城には行っています。

 

そんな僕から一言言いたい!

茨城には、魅力的な物や場所がいっぱいあるんです!!

 

例えば、お笑い芸人のカミナリでもおなじみの、茨城県鉾田市のメロン。

メロンの生産量は日本一です。

 

那珂湊にある、おさかな市場。

茨城県沖は、黒潮親潮が交わる豊かな漁場なので、おいしいお魚がたくさん獲れるんです。

 

久慈のリンゴ。

食感も良いし、甘くて本当においしいです。おいしいリンゴは、青森や長野だけではないですよ。

 

あとは、常陸大宮のそばとか、干し芋とか、奥久慈のしゃもとか、他にも色んな農作物が、大消費地・東京が近いこともあって、たくさん生産されています。

 

また、食べ物以外にも、大洗の水族館(アクアワールド茨城県大洗水族館)、袋田の滝(日本三大名瀑)、ひたちなか海浜公園、牛久大仏、、、などなど、見どころも盛りだくさんです。牛久大仏なんて、初めて見たときは衝撃的でした。「でかっ!大仏様が立ってる!!」と。

あとは、最近、「ガールズアンドパンツァー」(通称:ガルパン)の舞台となっている大洗町なんかも注目されてるのかな。

 

こんな感じで、茨城の魅力を書き出すと、枚挙に暇がありません。

 

なのに、なんで魅力度ランキングで底辺をうろついているのか、不思議でなりません。

そこで、魅力度ランキングを上げるためになんか良い方法はないかと、僕なりに考えてみました。

 

思うに、魅力的な物や場所が、それぞれ単体でしか成り立っていないところが問題なんじゃないかなーと。

 

例えば、数年前、大洗の水族館に行ったとき、行楽シーズンだったんですが、けっこうな渋滞に巻き込まれたんですよ。(今は、どうなんだろ??)

子供たちは早く行きたがるので、途中で運転手以外降りて、子供たちと歩いて先に行った記憶があります。

 

水族館が陸地の角っこにあるから、そこに向かって車が集結すると込み合っちゃうでしょうね。

だから来客を分散させるために、込み合う時間帯の入場料は高くして、空いてる時間帯は安くするなどの方法があると思うんです。

道路が広くなるともっと良いんでしょうが。。。

 

で、水族館自体は、とても楽しめるんですが、今度は食事をする場所も選択の余地がほぼなく、館内にあるフードコートで軽く食べました。

その後、ちゃんとした食事がしたいなと思い、少し離れた場所にある那珂湊のおさかな市場に向かったのですが、そこでも駐車場に入るのにまた渋滞。。。

 

水族館の駐車場に駐車したまま、食事をする場所の選択肢が増えると、もっと楽しめると思うんですよね。

小奇麗なカフェとか、本格的な魚料理が食べられる料亭とか、ファミリー向けのレストランとか、、、なんてったって食材の宝庫・茨城ですから、ここでも茨城の魅力をふんだんに味わうことができれば尚良いかなと。

 

食事をする場所に行くのに、いちいち車で移動するのも面倒じゃないですか?

歩きながらお店を選べると何が良いかって、ちらりと店内の雰囲気を確認したり、入口にあるメニュー表を見て、どんなお店かイメージを膨らませてから、お店に入ることもできます。

 

こんな感じで、水族館自体はとても楽しめるんですが、滞在時間を演出する物や場所があれば、もっと良くなる気がします。

 

続いて、別の場所で、常陸太田というところをご存じでしょうか?

水戸黄門で知られる、水戸光圀が隠居した西山荘がある街です。

 

そこに、鯨が丘という丘があり、その丘の上、昔は商業の中心地として栄えたところです。なので、古くて趣のある建物多くあり、映画のロケなんかにも使われています。

その建物のいくつかは、改装して洒落た雑貨屋さんとかになってたりするんだけど、放置されてボロボロになった建物もけっこうあるんです。

ポツンポツンといい感じのお店があるだけなので、わざわざ行く気になれない。。。

 

であれば、古い風情のある建物の外観を維持したまま、内装を改装した店舗とかにして、町全体で、景観を作り上げていけばいいのになーと思うんです。

建物の持ち主が乗り気でなかったり、空き家だったりするなら、外部からやる気とセンスのある人を連れてきて、貸してあげれば良い。そうすれば、風情ある街並みを楽しみに、人も訪れるんじゃないかな。

さらにそこで、数多ある茨城産の食材を使ったレストランを開いたり、干し芋とコーヒーを出す(けっこうおいしい組み合わせ)カフェがあったりすると、風情ある美食の街として人気が出そうな気がします。

 

そんなに大きな商店街ではないし、坂道もあって地形的にも趣があるので、ぐるりと一周、歴史と美食の街散策、なんても楽しそう。

 

ついでに言うなら、電線を地下化するともっと良いんじゃないかと。。。

 

また、観光地と観光地が離れているので、行きたい所を全て行こうとすると、一日では回り切れないケースもあると思います。

けど、温泉が出ないからか、県北の方に行くとターミナル駅以外で、あまり旅館とかホテルを見かけないんですよね。

 

ならば、温泉以外の付加価値を追求してみたら、良いんじゃないかと。。。

 

例えば、キッチン付きのコテージにして、地元の食材を道の駅みたいな直売所を近所に設けて、その食材を使って料理も自炊できることを売りにしてみるとか。コテージだと隣人を気にすることなく、ファミリーも気軽に楽しめそうですよね。

あるいは、完全に料理に振り切った(特化した)、大人専用の高級旅館やホテルとか。

 

こうやって宿泊施設があると、観光地と観光地を繋げるハブができて、観光しやすくなると思います。

(そう言えば、ひたちなか海浜公園で、ロックフェスやってた時は、みんなどこに泊まってたんだろ??)

 

ってな感じで、一人一人・一つ一つがそれぞれ頑張るんじゃなくて、チームで盛り上げる。あるいは、一つ一つを組み合わせたり、繋げたりして相乗効果を狙う。

こういった取り組みができれば、各々の魅力がより一層引き立ち、注目を浴びるようになるんじゃないかなと思います。

 

まあ、僕の空っぽの頭で考えた案なので、どうなんかなーとは思いますが、、、とにかく、茨城県には魅力がいっぱいあることに違いはありません。

 

もっともっと素晴らしいアイディアが出てきて実現させれば、近いうちに魅力度ランキングTOP10に入る日も夢ではない!!

言い過ぎか?

幸福感を得られるお金の使い方

大学生の頃、当時は”陸の孤島”なんて呼ばれる辺鄙なところに住んでいました。

生活に車が必要不可欠な地域です。

それは、一人暮らしをする学生も例外ではありません。

 

かと言って、お金がない学生。

自転車オンリーで過ごす人もいます。そういう人は、車を持っている友人に、必要な時に乗せてもらって生活することになります。たいていのわきまえた人は、車を出してもらったお礼に、ガソリン代を払ったり、手土産を持参したりしてました。

 

僕は、幸いにも、卒業して東京に行く先輩から、破格で車を譲ってもらいました。代々乗りついているボロボロの車です。

 

購入費用は格安だったんですが、維持する費用が大変!!

購入する費用のなんて一時のお金だけど、定期的に出ていくお金(ガソリン代、車検代、メンテナンス代、保険料…)でけっこう生活が苦しくなるんです。

 

そりゃ、車持ってるから、生活は楽チンですよ。

でもね、生活がちっとも潤ってる気がしない。毎日、必死な感じ。

 

ポッケに100円ある。お米もある。

夕食に納豆を買うか、野菜ジュースで栄養補給するかで悩む生活です。

 

そして、若干二十歳にして、悟ったんです。

『結局、家計に大きく影響を与えるのは、毎月確実に出ていく固定費なんだよね。』っていうことを。

 

それ以来、家計における固定費の抑制には、割に真面目に取り組んできたんじゃないかなと思います。

 

家計における固定費で、思いつくのは、家・車・保険・スマホ・教育費あたりでしょうか。

 

我が家には車はありません。

今は東京に住んでて、生活を送る上で必要性を感じることなんて、年に数回あるかないかなので、買おうと思ったこともありません。必要な時は、レンタカーやらマンションのカーシェアを利用してます。

でも、ご近所さんの車庫を見ると、高級外車がずらりと並んでる。住宅街の狭い道路から幹線道路に出るまで、一苦労しそうなほどの大きな車です。

 

これって、使用することにより得られる価値より、所有することによる得られる価値(ステイタス?あるいは、機械好き?)が優先されてるんじゃないかなと思うんです。

 

ちなみに僕は、家だって賃貸だし、生命保険なんかも、収入保障型で保険料は安く済ませてるし、スマホは格安スマホだし。

格安スマホに変えたときは、「なんであんなに高い料金を毎月払ってたんだ。。。もっと早く変えときゃ良かった」って結構後悔しました。

 

教育費に関しても、我が家は中学受験せず、公立中学に通っています。まあ、これはお金だけの問題じゃなく、公立中学のメリットを考えてのこともありますが。。。

公立中学を選んだ、詳しい理由は、こちらのエントリーをご参照ください。

わが家の娘が、中学受験しなかった3つの理由 - ゆうのブログ

 

周りが外車に乗ってるから外車に乗る。

周りが中学受験してるからうちも受験する。

周りが家を買ってるから、そろそろ我が家も家を買おうかしら。。。

 

周りがやっていることを、うちもやろうとする横並び意識って、支出を増大させる最も大きな要因な気がします。(いったい誰の人生を生きているのでしょうか??)

 

賃貸住宅・車なし・公立中学・格安スマホ…なんかケチ臭いな~、と思われるでしょうか?

当の本人(僕)は、意外とケチケチとした生活を送っているわけではありません。

 

固定費を下げて浮いたお金で、自分の好きなこと大切なことにお金を使ってます。

僕の場合は、おいしい食事とお酒。あとは、音楽関係(ライブ・オーディオ・CD…)。

美味い食事とお酒の組み合わせは、何よりの幸せです。

また、好きな音楽を良い音でじっくり聴くのは、なかなか贅沢な時間です。

 

こんな感じで、固定費を下げれば、むしろ贅沢を感じやすいと思うんです。

 

あと、固定費下げると、仕事・キャリアの選択肢を増やす効果もあると思います。

面白そうな仕事があった。けど給料が下がるからできない。ってのは、お金に人生を操られてるみたいで、なんか寂しいですよね。

収入が増えたからと言って、固定費も一緒に上げていったら、いざという時、生活レベルを下げることはなかなか難しいですよね。(エアコンのある生活に慣れてしまったら、もうエアコンなしの生活には戻れないみたいに。)

 

あるいは、会社の給与制度が変わって年収が減ったり、会社の業績が傾いたりといったケースもあるかもしれません。こんな時、生活費がグーンっと上がってたら、ますます惨めな生活になってしまいそうです。

 

ってか、僕ですね、コロナ禍以降、仕事が激減して開店休業状態なんですよ。

それでも、なんとか生活が維持できてるのは、これまで、固定費を抑制した生活を送ってきたからなんです。

さすがに、今は贅沢は慎んでますが。。。

子供の防犯-間違った悪い人認識

我が家の息子(小1)は、学童に行ってて、帰宅は18時くらい。

冬場の18時は暗くて、夜道を帰る感じなので、若干心配ではあるものの、街灯はあるし、迎えに来なくて良いって言うので、一人で帰らせています。

 

そんなある日、学童からの帰り道、犬を散歩中の知らないおじさんに「犬触ってみる?」と話しかけられたと言って帰ってきました。

帰宅ルートは、ご近所さんの犬の散歩ルートになってて、大人と一緒に歩いてても、犬の散歩中の人によく話しかけられるので、そのこと自体は特に問題とは思わなかったんですが、この機会に、改めて子供の防犯意識を高めといた方が良いなと思い、息子と話をしました。

 

すると、息子は得意げに言うんです。

「僕、悪い人すぐに分かるよー。悪い人はねぇ、サングラスかけてるんだよ。あとねぇ、ひげモジャの人も悪い人だよ。」

 

『悪い人=サングラスをかけている人・ひげを生やしている人』という、ステレオタイプな認識だったんです!!

 

完全にアニメに影響されとる。。。

ここから、防犯教育が始まりました。(息子の間違った認識に気づけて良かった、、、あぶねぇあぶねぇ。)

 

父ちゃん「本当に悪い人は、ごく普通の格好をしてて、悪い人ってバレないようにして

     るんだよ。だって、見た目ですぐに悪い人って分かったら、みんながその人

     のこと気を付けて、その人も悪いことできなくなっちゃうでしょ。」

息子「うん。」

父ちゃん「だから、サングラスをかけてる人やひげモジャの人が悪い人とは限らな

     い。悪い人かもしれないし、良い人かもしれない。見た目で悪い人かどうか

     なんて、誰も分からないんだよ。お父さんだって、見た目だけじゃ分からな

     い。」

息子「うん。」

父ちゃん「じゃあ、どうしたら良い?」

息子「うーん。。。」

父ちゃん「どこかに連れていかれそうになったり、体にいたずらされたら、

     ”いかのおすし”だよ。学校で習ったでしょ?」

息子「うん!」

父ちゃん「行かない。乗らない。大声を出す。すぐ逃げる。周りに知らせる。

     分かったか!」

息子「うん!」

 

息子、口調にバリエーションはあるけど、「うん。」しか言ってない。。。

まあ、少なくとも、間違った悪い人認識は修正できたので、そこだけは押さえておくことができて良かった。

 

その後、ランドセルに着けている防犯ブザーの使い方をもう一度確認。

実際にランドセルを背負った状態で、ボタンに指をかけるところまでやりました。

(実際に押すと、大音量でビビるので押しはしなかったけど。)

 

あと、普段から心掛けているのは、大声を出す機会を意図的に作るようにしています。

普段から大声を出していないと、いざという時に出せないかなーと思って。

 

例えば、公園に行ったときに、遠くにいるお父さんに聞こえるよう、大声を出させるシチュエーションを作るとかしてます。

「さぁ、大声を出すんだよ。」と言って、大声を出させるのもなんかなーと思って、自然に大声を出させる状況をお膳立てしています。これで、声帯も鍛えられるし、大声の出し方も自然と身に付くんではないかと思ってます。

 

ところで、夏場にサングラスをかけているお父さんのことを、息子は悪い人って思って見てたんだろうか。。。

コウケンテツさんのレシピのおかげで、料理に目覚めたお父さん

世のお父さんがたへ、、、料理してますか?あるいは、したことありますか?

 

僕は、結婚するまで、10年近く一人暮らしをしていたので、それなりに料理はしていたのですが、レシピを見ながら作るのが鬱陶しかったので、全て我流で作っていました。

結婚してからも、奥さんの帰りが遅いときとか、休日の昼間にスパゲティとかピザとか、作ったりもしてました。

 

しかし、2020年の感染症の流行以降、家に居ることが多くなった一方、奥さんは普通に出勤していたため、いつの間にやら、僕が平日の夕食を作るルーティンになっていました。

 

たまに作るのと、毎日作るのでは大違いです。

 

レパートリーを増やさないと、毎日同じ夕食になってしまう。

毎日のことなので、一食入魂で作っていたら時間がかかるし、体力が持たない。

 

趣味的料理から、家事的料理へのパラダイムシフトです。

 

「どうしたもんかなー」と思っていたある時、友人が料理研究家コウケンテツさんのレシピを教えてくれました。

YouTubeでレシピチャンネルがあったので観てみると、爽やかで優しげな雰囲気、お塩のこと“おぴお”って言ってみたり、良い感じの方なんです。肝心のレシピも、普通に家庭にある調味料や道具で作れそう。

 

で、実際にレシピを観ながら作ってみると、おいしい!子供も奥さんも大喜び!!

すっかりコウケンテツさんにハマってしまいました。

 

どんな感じで活用してるかと言うと・・・

・買い物に行く前に、「今日の夕食何にしよっかなー。」と思って、YouTubeを観て買い物リストを作る。

→確認してるポイントは、今日の夕食づくりに使える時間内に作り終えることができそうか?ここ数日の献立と比較して、素材(栄養)と味付けが偏っていないか?

・そして、作る前にYouTube動画を一通り見て、段取りをシミュレーションする。

・それから、キッチンに立って、改めて動画を見つつ、一時停止とかしながら実際に作る。

 

ってな感じです。

 

これまで、色々と作っているんですが、コウケンテツさんは作り方を教えてくれるだけでなく、「なぜ、この切り方をするのか?」とか「なぜ、この調味料を入れるのか?」とか「なぜ、この作業をするのか?」といった解説もしてくれるんですよ。

すると、今まで漠然と使っていた料理酒やみりんの作用の仕方とか、自分でも研究し始めたりして、他の料理に応用できるようになったりもします。

挙句の果てには、調子に乗っちまった僕は、「料理は化学だー!」とか言い出す始末。。。

 

家庭で簡単に作れるだけでなく、料理を作る楽しみまで気づかせてくれたコウケンテツさんのレシピ。

百聞は一食に如かず。

お試しあれ~。

 

コウケンテツさんのYouTubeチャンネル↓↓↓(音が出るので気を付けね。)

www.youtube.com

中学生の娘にスマホを持たせるか問題

皆さんのご家庭では、お子さんにスマホを持たせていますでしょうか?

我が家では、娘の中学入学を機に、スマホを持たせました。

 

別に本人が強く要求したわけではないのですが、周りの友達も持っていることもあり、欲しいなぁ…と言っていたので、妻とも話し合い、熟慮の末、持たせることにしました。

 

持たせることにした1番の理由は、小学校時代の友達との連絡手段を持たせてあげたいと考えたからです。

うちの子は近所の公立中学に通うけど、仲の良い友達が私立中学に行ってしまうため、別々の学校に行っても、友人関係を維持できるようにと思ってのことです。

学校以外にも、交友関係があると、もし学校で嫌なことやいじめなんかがあったとしても、別の世界があることで心の拠り所になるかなーと。

 

で、実際持たせてみて、問題はあったか?

 

ありました。

大いにありました。

 

ずっとスマホを触ってるんです。

何をやっているのか聞いてみると、LINEで友達とやり取り、あとはLINE voomなる機能(オジサンにはよく分からない機能)で、同じアイドルが好きな人々と交流をしてるみたい。

 

小学生時代には、小説が好きでよく読書をしていたのですが、全くしなくなり、ひたすらスマホスマホスマホ

まあ、手にしたばかりだから嬉しくて、ついつい触ってしまうのだろうと、しばらくは様子を見ていたんですが、GWを過ぎても一向に変わらず、完全にスマホに生活を乗っ取られている状態。

 

僕はあんまり、規則とかルールとかを設けるのが好きじゃないんだけど、さすがに、これはまずいだろう。。。と思い、いくつかルールを設定しました。

 

1つ目は、平日のスマホの利用時間は1時間/日、休日は3時間/日にしました。

時間数に関しては、これだけあれば、本来の目的である小学校時代の友達とのやり取りも可能だろうということで、娘とも話をして、お互い合意の上で決めました。もし、それで時間数が足りないようなら、理由を添えて申請しろと。

 

2つ目は、9時以降の使用を禁止しました。

娘は、だいたい10時過ぎに寝るんですが、寝る直前まで画面を見てると、寝つきが悪くなったり、睡眠の質に悪影響を及ぼすんじゃないかなと思って、このルールを設定しました。

 

3つ目は、他人の悪口を言わない・書かない。です。

例えば、LINEなんかで、参加してない人の悪口を言ったりしないよう伝えました。特定の誰かを、LINEグループから外したり、グループに参加していない人の悪口で盛り上がったりといった問題が起こったりすることを学校からのお知らせで見ていたので、この点はしっかり注意しておきました。

自分が言わないまでも、友達が悪口・陰口で盛り上がっていたら、そのやり取りからは手を引き、けっして参加しないようにとも伝えておきました。

また、SNSなんかで、誰か見ず知らずの人だからといって、匿名性を利用して攻撃したり、嫌な気持になるような事を言わないよう、この点も注意しておきました。

 

4つ目は、家に居るときは、リビングでしかスマホを触ってはいけないことにしました。

自分の部屋に持ち込むと、没頭してしまうかもしれないと思い、このルールを設けました。ちなみに、外出するときは、持って行ってもよいことにしています。友達との待ち合わせに使ったり、親もアプリを通じて居場所を把握できて安心できるので。

 

最後は、ルールというよりも確認事項ですが、インターネットは世界中の人と繋がっていることを意識するよう伝えました。

住所や居場所などなど、個人が特定されるような事柄を発信すれば、当然世界中の人が知ることができるんです。

また、女の子っぽいプロフィール画像(アイコン)を使い、女の子っぽい言葉で発信してるからといって、その人が女の子とは限りません。

犯罪に巻き込まれる可能性も、ゼロとは言えないので、この点は頭に入れておくよう促しておきました。

 

僕はルールや規則で縛るのがあまり好きではないので、本心ではルールなんか設けたくないのですが、まだまだ自制心が育っていない中学生、ある程度のルールなり規則は必要なのかなと思い、あえて制約をかけて、スマホとの付き合い方を習得し欲しいところです。

 

ってな感じで、ルールを設けてから約8か月、わりに上手に使いこなしてて、まあ持たせて良かったかなと、今のところ思っています。

離ればなれになった友達とも交友関係は続いているようだし、同じ学校の友達とは、宿題や勉強なんかの情報交換もできているようだし、さらには、行動範囲が広くなった子供の居場所も確認できるし。

なんだかんだ、便利ですしね。物は使いようです。

 

なーんて話を、高校生のお子さんがいる知人に話をしたら、「そんなん、今だけ!」と一蹴されましたが、、、。

わが家の娘が、中学受験しなかった3つの理由

わが家の娘は、中学受験せず、近所の公立中学に通ってます。

 

中学に入学する3月・4月頃、娘の保育園時代の知り合いに会うと、決まって「〇〇ちゃん(うちの娘)は、どこの中学行くの?」って聞かれたもんです。

そこで学校名を言うと、どこの私立?とか色々聞かれるので、あえて学校名は言わず、「近所の公立中学」と答えてました。

 

そんな中、これまた保育園時代の知り合いのお母さんにも、同じように、近所の公立中学に通っていることを言うと、その方は「あらーっ!〇〇ちゃん家は、教育熱心って聞いてたから、受験したのかと思ってた。」

って言われました。

 

教育熱心=中学受験 ???

 

この知人の頭の中では、「教育熱心=中学受験」の式が成立してるんでしょうね。

ってか、この人に限らず、この式のように考えてる方が世の中には多いのではないでしょうか。

 

私自身、働く人の人材育成とかキャリアに関する仕事をしていることもあり、子供の教育に関しても、色々と考えはあります。なので、まあ教育熱心な方かなと思ってます。

けど、教育熱心な親は全員、子供に中学受験を勧めるっていうのは、あまりにも短絡的なんではないかと思うんです。

現に、自称・教育熱心な父親がいる我が家は、中学受験しなかったし。

 

我が家の場合は、色々考えた上で、3つの理由から受験しないことにしました。

1.お金がかかる。

2.多様な人々と過ごす機会を作りたい。

3.カオスで生き抜く力を育みたい。

 

「1.お金がかかる。」に関しては、言わずもがなですが、、、。公立中学は入学金もないし、授業料もタダです。

 

「2.多様な人々と過ごす機会を作りたい。」に関して、

女子校や男子校に行くと、当然のことながら、周りの生徒は全員女子だったり男子だったりします。

さらに、中学受験みたいに、いわゆる選考によってふるいにかけられると、どうしても同じような学力だったり、その学校に行きたいと思うような、同じような価値観だったりする人が集まってくるケースが多いでしょう。

 

企業経営においても、ダイバーシティ(多様性)の重要性が叫ばれる昨今、あえて似たような人が集まる学校に入るよりは、同じ地域に住むとはいえ、ある程度の多様性が担保されてる公立中学の方が良いかなと思ったのが理由です。

 

娘の学校での様子を聞いていても、面白い人・おかしい人・おいおい大丈夫かよって言いたくなる人・芸に秀でてる人等など、バラエティーに富んでいて、楽しそうな学校生活を送っているようです。

(娘はおとなしい性格なので、それらの仲間を観察しているだけのようですが…。)

 

「3・カオスで生き抜く力を育みたい。」に関して、

要するに、たとえ環境がグチャグチャだったとしても、周りに流されず、やるべきこと(主に勉強)をきちんとやる力を身に着けてほしいというのが理由です。

公立中学に行ったら、環境がグチャグチャかどうかは分からなかったけど、私立中学みたいにお膳立てされた環境はないだろうなーと考えてのことです。

 

周りが勉強してるから勉強する。言われたから勉強する。ではなくて、周りの友達が定期テスト前だけど遊びに行ったり、授業中に私語をしたり、お手紙回して遊んだりする中でも、勉強できることが、真の自律性なんじゃないかなと思っています。

そして、大人になったときに、この自律性こそが大切な能力だと思うんです。

 

とまあ、娘が中学受験しなかった理由を、つらつらと書いてきてどうかと思うんですが、、、、当の本人・僕自身は、中学受験をして、中高一貫校に通っていました。

楽しかった。

学校生活が、むちゃくちゃ楽しかった。

 

結局のところ、本人が楽しい学生生活を送れるのが、一番良いんでしょうね。

結婚生活における我が家のオキテ

僕が結婚生活を送る上で、気を付けていることが3つあります。

これを実践したからと言って、幸せな結婚生活が送れるかどうかは分かりませんが、少なくとも、無用な口論は減るんじゃないかなと思っています。

 

まず1つ目は、家事・育児は分業制にしないことです。

そもそも我が家では、結婚当初から家事(のちに育児も含め)は、夫婦どちらもやらなくて良いことを基本スタンスとしています。で、どちらか気になった方が、やると。

 

例えば、毎日外食や総菜ものばかりだと、糖質・脂質・塩分が多いんじゃないかと僕の方が気になったとします。だとしたら、僕が料理をする。

あるいは、部屋が汚れてるし、物がごちゃごちゃと転がっている。それも、どちらか気になった方が、掃除・片づけをする。

 

これでも、うまいこと生活水準は保たれています。

家事・育児はやらなくても良いってスタンスでいると、家事に対する責任を負わなくて良いので気楽だし、誰に言われてやっているわけでもなく、結果的に、自発的に家事(育児)を行うことになるので、前向きに取り組むことができます。

 

僕の仕事仲間(男性)に、お子さんが1人いて共働きの人がいるんですが、その人、とてつもなくワーカーホリックで、仕事ばかりしている人なんです。出張も多いし、文字通り朝から晩まで仕事して、夜は会食やら、趣味のドライブに一人で出かけてストレス解消してるそうです。

で、「家のこと、全部奥さんがやってるの?」って聞いてみたんです。

そしたら、「水曜日は、保育園のお迎え行ってる!!」と、ムキになって反論されました。「それだけ?」とも思ったんですが、半ば怒り気味だったので、それ以上何か言うのは止めておきました。

 

こんな感じで、明確に家事育児を分業制にすると、そこには責任や成果(評価)が生まれてきて、なんか今流行りの、ジョブ型人事制度みたいじゃないですか?

会社では「ジョブ型」人事制度。家では「ジョブ型」家庭制度。

なんか、息が詰まっちゃいそうですよね。

 

2つ目は、子供に「早くしなさい!」って言わないことです。

とある方が、講演会か何かでおっしゃっていた話なんですが、昔タモリさんが子供にインタビューする番組で、子供たちに「お母さんから何て呼ばれてるの?」って聞いたら、ある男の子が「早くしなさいって呼ばれてます。」って答えてたらしいんです。

 

その話を聞いたときに、クスッと笑っちゃったんですが、同時にハッとしました。

僕も言いかねないと。

いや、せっかちな僕は、むしろ言いまくる。

 

当時は、まだお腹に上の子がいる時だったんですが、生まれてきても絶対に「早くしなさいっ!」って言わないようにしようと誓いました。そして、これまで13年以上、一度も「早くしなさいっ!」と子供に向かって言ったことはありません。

何をやっても長続きしない僕が、唯一継続できていることです。

 

その結果、子供はどうなったか?

現在、上の子が中学1年生ですが、ルーズではないものの、とても時間に対しておおらかに育っていますが、今のところ、これで大きな問題は起きていません。

 

そして最後は、家でジャージやスエットで過ごさないことです。

これは結婚する前からの僕の習慣なんで、結婚したから始めたわけではないですが、寝るときはパジャマ。起きているときは、チノパンにボタンダウンのシャツで過ごしています。

 

なんででしょうね?

昔からの習慣なので分かりません。几帳面すぎる性格だから、生活にメリハリを持たせたいのかもしれません。

 

ちなみに、この習慣、家族に強要したことはないのですが、結果的に奥さんも、下の子もジャージやスウェットで過ごすことはありません。

ただ、、、上の子(娘)は、休みの日は外出するまで、ずっとパジャマ。

外出のない休みの日は、一日中パジャマ。

別に、それを咎めるようなことはしませんが、なんかのしわ寄せが彼女にいったんでしょうか??

 

・家事育児は、分業制にしない。

・子供に「早くしなさいっ!」て言わない。

・家でジャージやスウェットで過ごさない。

 

こういう、低次元でレベルの低いルールが達成しやすくて、意外と良いんじゃないかと思うんです。

少なくとも、「水曜日は、保育園のお迎えに行っている!」とムキにならなくて済むし。